旧ホームページが古いタイプのフレームワークで作成されていたので、WordPress に変換し内容も一部見直しました。旧ホームページもしばらく残しておくので、適宜参照してください。

by 納戸の化石

能書き

 タイトル「KAMIと戯る」を英語にすると、”play with a sheet of paper ” といった感じで、URLの ”play the paper” だと「KAMI(と言う楽器)を奏でる」になってしまいますが、語呂が良いのと、そんな境地に達せられたらと言う気持ちを込めて命名してみました。
ところで、MとNを間違えないで下さい。愛鳥家?の方々に怒られますので・・・

はじめに

  N ゲージサイズに合わせた 1/150 スケールの電車を中心に掲載しています。部品点数をなるべく少なくしてA4の紙1枚で手軽に組み立てられるように、パンタグラフ、ベンチレータ、ヘッドライト等、屋根に取り付けてられている部位はイラストのみで済ませています。題材も直線部分の多いちょっと古めの所から選んでみましたが、考証はいい加減ですのであまり参考にしないで下さい。

 なお、個人利用に限りリンク、複製等はご自由ですがリンクする場合はトップページにお願いします。著作権は放棄しておりません。

用紙について

 用紙はあまり厚いものは適当ではありません。作例では、たまたま文具店で見つけたトチマンの「超厚口カラーP.P.C.&プリンタ用紙」(超厚口と言っても厚さ 0.15mm ぐらいですが)を使っています。再生紙で価格が比較的安いのですが、そこそこの印刷に耐えられます。繊維の方向は紙の短い辺に平行となっています。各部分は一応紙の繊維の方向を考えて配置していますので、別の紙を用いられる場合は、繊維の方向を確認し、(屋根が曲げやすくなるよう)車体の長手方向と平行となる向きで印刷してください。

 その他、ペーパークラフト通にちょっと知られた用紙として ITO-YA の HYPER LASER COPY 160g/m2 HP102 ホワイトと言うのがあります。上記のトチマンの用紙だと、印刷後若干反り気味となりますが、 ITO-YA の用紙ですとほとんど反りも無く発色も綺麗です。ただしその分厚みは公称 0.166mm とちょっと厚めです。それより問題は、紙の繊維の方向がトチマンと 90°違って紙の長辺方向と平行となっていますので、型紙をそのまま印刷したのでは作り難くなってしまうことです。

 作例の一つである京急デハ230では、試しに ITO-YA の用紙を使うことを前提に部品のレイアウトをしてみましたが、これを繊維の方向の異なる用紙に印刷する場合は PDF ビューワーで印刷指定を「現在の表示範囲」にしてウィンドウサイズを調整し正方形に近い範囲を表示させ、紙の向きを横にし2度に分けて印刷する等工夫してみて下さい。

印刷時の発色について

 飯田線の旧形国電以後は、PDFファイルを印刷した時の発色がなるべく意図した色相に近づくように配慮しておりますが、お使いになっている環境(OS、ビデオボード、プリンタ等)及び用紙によって最終的な色合いはかなり異なったものとなることが予測されます。

 そこで、色調調整の参考としてカラーチャートを載せておきますので、お使いのプリンタのカラープロファイルをカスタマイズすることにより、満足のいく色調に調整して下さい。

全体に発色が薄く飛んだ感じの場合ガンマ(γ)値を大きくする。
全体に色が濃すぎる感じの場合ガンマ(γ)値を小さくする。
青味がかって見える時シアンの比率を下げる。
赤味が強い場合マゼンタの比率を下げる。
黄ばんで見える時イエローの比率を下げる。

道具について

 特に説明はしませんが、こんなものを使っています。あと、ここには写っていませんが爪楊枝も重要な道具の1つです。

 またあると便利なものとして、プラモデルのディテールアップ用エッチングパーツの折り曲げ器具(エッチングベンダー:写真上)や、先が平たくなったピンセット(写真下)などがあります。