クモユニ56003

この記事の元の投稿日は2004-07-03です。

実車について

 第一線を退いた後、昭和の末期頃まで飯田線で活躍していた旧形国電からいくつか題材を採ってみました。飯田線の旧形国電については、色々な鉄道ファンの方々のサイトで詳細に取り上げられていますので、ここでは極簡単な説明にとどめておきます。
(1)クモハ54001:原型はモハ51で3扉のセミクロスシート車です。扉間の窓の数は6枚となっています。
(2)クハ68406:同じく原型はモハ51系のクハ68です。飯田線に移ってから後部に便所が取り付けられ、400番代の車番となりました。
(3)クハユニ56003:原型はモハ40系の亜種であるモハ60系に属するクハニ67ですがノーシル・ノーヘッダーのモダンな外観となっています。
(4)クモハ54006:上記のクハユニ56003とペアを組んで運行されていた電動車です。クモハ54001と基本的に同型ですが、製造年代が異なるため車体にリベットがありません。(2004-10-18追記)

ペーパークラフトについて

 車体幅がオーバー・スケールだったので、正規の寸法に近付けました。それでもドローイング・ソフトの分解能(配置の)関係で切りの良い数字としているためまだ大きめです。また、今回ヘッドライトを部品化して付けてみましたので、工作に自信のある方はお試し下さい。
 色調については、色々試してみてそれらしい物に近付ける努力をしていますが、詳細は「印刷時の発色について」を参照して下さい。
 クハユニ56003については、荷物室のドアが乗客ドアより引っ込んでいる感じを表現するため、開口部をくり抜いて裏から別の紙を重ねる方法を採ってみました。(2004-10-18追記)

作例写真
クモハ54001(1)
クモハ54001(2)
クハユニ56003(1)
クハユニ56003(2)
ダウンロード

「納戸の電車区」 2004-12-20 の記事からダウンロードして下さい。

組立説明書

こちらを参照してください。
クハユニ56003についてはこちらをご覧ください。

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