キハE130-1

 実に14年ぶりの新作です。

実車について

 キハ110系気動車の置き換えを目的に製造された JR 東日本の一般形気動車です。
 車体はE231系電車の構造を踏襲したステンレス製軽量構体で、前面は FRP 製、貫通扉を装備します。
 駆動用のディーゼルエンジンには、コマツ製の新型ディーゼルエンジン「SA6D140HE-2(JR形式 DMF15HZ)」を採用し、台車は0番台が軸梁式のボルスタレス台車 DT74形(動力台車)・ TR259形(付随台車)、100番台は DT74A形、TR259A形となっています。

(1)キハE130ー0番台:両運転台式の車両で、トイレが設置されています。水郡線向けに導入された車両で、カラーリングは「秋の紅葉と久慈川の流れ」(川の青色と紅葉の赤色)を表す配色となっています。前面は黒色の地に黄色の帯を配し、前面周囲は白色、客用扉は黄色でです。
(2)キハE131ー0番台:片運転台式の車両で、トイレが設置されています。これも水郡線向けに導入された車両で、カラーリングは「新緑の緑と久慈川の流れ」(川の青色と新緑の緑色)を表しています。
(3)キハE132ー0番台:キハE131とペアとなる片運転台式の車両でトイレはありません。カラーリングもキハE131と同じです。
(4)キハ130ー100番台:久留里線向けに製造された両運転台式の車両で、トイレはありません。カラーリングは、正面は緑の外側に黄色、側面はドアが全面黄、側窓の上部に青、下部に緑を配しています。

ペーパークラフトについて

 水郡線や久留里線の鮮やかな配色に魅せられてペーパークラフトにしてみたくなりました。気動車ですと電車と違ってパンタグラフがないので、イラストにせよ立体化するにせよその分の手間がないので楽です。ただ床下機器は逆にかなり複雑となり作画には苦労しました。屋根上はイラストだけだと流石にメリハリがないので空調装置のみイラストではなく部品化してみました。そのため組立の難易度はちょっと高めとなってしまいました。冒頭に記したように14年ぶりの自製ペーパークラ復帰なので、色々試行錯誤した結果現在の型紙と組立順に落ち着きました。

作例写真

写真は試作品なので、型紙と一部違う部分があります。

キハE130(1)
キハE131
キハE132
キハE131+キハE132
キハE130ー100番台(久留里線)(1)
キハE130ー100番台(久留里線)(2)
ダウンロード

下記のリンクから PDF ファイルをダウンロードしてください。

組立説明書

 キハE130系組立説明書を参照してください。

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