1.今回は説明図がありませんが、基本的には、モハ40またはクモハ54と作り方は類似(前後の形状がクモハ54の連結面側と同じと思って下さい)ですので、モハ40の組立説明書を参照して下さい。
モハ33固有の注意点を以下に記載します。
2.ベース(2)を接着する前に、本体(1)の両端から 4mm の位置に部品(3)を接着します。部品(3)の下部欠き取りはベース(2)を接着する時に、細いマイナス・ドライバーの先等で裏から接着部分を押さえられるように付けた物です。
3.(1)、(2)、(3)の組立が終わったら、妻板(4)A及び(4)Bを接着します。屋根前後のR部分は例によって前もって曲げ癖を付けた櫛状の部分を中心から順番に被せるように接着していきます。(裏から爪楊枝の頭の部分等で糊代を押さえ、しっかり接着して下さい)
4.床下器具(5)及び台車(6)を組み立てて、所定の位置に接着します。今回、台車の幅は 14mm となっていますが、取付部分のベース(2)の幅は 12mm のままなので、中心がずれないように気を付けて下さい。接着面となってしまうので見えにくいかもしれませんが、台車(6)の糊代に 12mm 幅を示す波線を付けておきました。
5.ヘッドライト(7)の取付は任意ですが、取り付ける場合は予め0.5mm厚ぐらいのボール紙に貼り付けておき、糊がよく乾いてから外形どおりに切り抜いて所定の位置に貼り付けます。切断面を茶色の絵の具等で塗っておくと更に感じが良くなります。