この記事の元の投稿日は2004-12-08です。
実車について
101系新性能電車が登場するまでの間、戦後の経済復興期に通勤輸送等で活躍したあまりにも有名な一族です。物資不足であった戦時設計の63系を踏襲したデザインですが、改造車、新造車等形態は多岐にわたっています。
(1)クハ79920:昭和31年~32年に製造された全金属製車でシリーズ最後の形態となりました。ノーシル、ノーヘッダー、側板と一体化された雨樋それに前面の傾斜窓とほとんど101系の特徴を先取りしたようなデザインです。
(2)モハ72920:上のクハ79920と同時期に製造された全金属製の電動車です。
(3)モハ73(全金属改造車):昭和37年から上記の920番代と同様な全金属製仕様に改造されたタイプです。
(4)サハ78500:事故車を全金属製として復旧したものです。この車両のみベンチレータが8個となっています。(2004-12-26追記)
ペーパークラフトについて
切妻型のシンプルな形状なので特に難しい部分はなかったのですが、特徴である前面の傾斜窓部分をそれらしく作り込んでみました。
プリンタを買い換えたのを機会に「ぶどう色2号」の色調を見直してみました。また、切妻型だとアクセントがあまりないので、パンタグラフのイラストデザインにもちょっと手を加えてみました。(クハ79とモハ72についても新しい色調のものをアップしておきます)(2004-12-26追記)
作例写真
ダウンロード
「納戸の電車区」 2004-12-21 及び 2004-12-26 の記事からダウンロードして下さい。
組立説明書
こちらを参照してください。