実車について
2008年11月1日に営業運転を開始し、当初は羽越本線、磐越西線・信越本線、米坂線の普通列車に充当されました。その後配置転換され2022年10月1日時点では只見線(全線)と磐越西線会津若松発喜多方・野沢行きで運用されています。
基本的には3扉のキハE130系から中央部の客用扉を省略した構造となっています。駆動用のディーゼルエンジンは、コマツ製の新型ディーゼルエンジン SA6D140HE-2(JR形式 DMF15HZ 定格出力 450PS/2,000rpm)を採用、台車は軸梁式のボルスタレス台車 DT74形(動力台車)・ TR259形(付随台車)です。
当初の車体カラーリングは、福島県、山形県、新潟県にまたがる「飯豊連峰のブナ林」をイメージしたオレンジ色をメインカラーとし、「荒川渓谷のナナカマド(紅葉)」をイメージした赤色の細帯をアクセントカラーとして配色してました。客用ドア部分は目立つよう車外・車内とも黄色となっています。またSLばんえつ物語の客車側面にもあるオコジョが描かれているのが特徴でした。
只見線への転用に伴い、キハ40系の東北地域本社色である「只見川と残雪、冬の厳しさに負けじと萌える新緑の山々」をイメージする緑色と黄緑色の2色の帯が入るカラーリングに変更されました。
ペーパークラフトについて
基本寸法は先に製作したキハE130系と同一で3扉を2扉に変更し、ボディーカラーを変えるだけだったので、型紙自体は既にでき上がっていたのですが、暑さのため作例を作る気力が湧かず遅くなってしまいました。作例写真は只見線カラーのみですが、新潟地区の当初カラーの型紙もありますので、そちらもお楽しみください。
作例写真
写真は試作品なので、型紙と一部違う部分があります。
ダウンロード
下記のリンクから PDF ファイルをダウンロードしてください。
キハE120(只見線)
キハE120(新潟支社)
組立説明書
扉の数が違うこととスカートの形状が若干異なる他はキハE130系と同じですので、そちらの説明書を参考にしてください。