組立説明書

この記事の元の投稿日は2004-07-12です。

1.ベース(2)を外形より少し大きめに切り、0.5tぐらいのボール紙に木工用ボンド等で接着します。
2.本体(1)に矢印にしたがって古くなったボールペン等で折り線を付けてから、外形線に沿って切り抜きます。(灰色の矢印部分は裏から折り線を付けて下さい)

  次に裏側の前端から6mmの位置に部品(3)を貼り付けるためのガイドを鉛筆で軽く引いておきます。
3.本体(1)を折り線に沿って折り曲げます。屋根の肩部分及び正面のR部分は、ドライバーの軸等に巻き付けてしっかりと型を整えて下さい。
4.ベース(2)の接着剤が完全に乾燥してから外形どおりに切り抜き、ガイドラインを参照して本体(1)の内側の片側にだけ曲がらないように接着します。この時、赤い三角マークの向きが揃うようにします。

5.全体の形が定まるよう部品(3)を本体(1)の上記で引いたガイドラインに沿って接着します。この時、床のラインが面一となるように慎重に行って下さい。

6.ベース(2)のもう片方を本体(1)に接着し、次に連結面(4)Bを接着します。連結面は図の番号の順番に接着していきます。細かい部分は、爪楊枝の先等を利用して接着剤を塗るとよいでしょう。最後に床下部をベース(2)の緑色のラインを合わせるように接着します。

7.正面部(4)Aに折り線を付けてから切り抜き、側面との接続部及び屋根前部の糊代部のRをドラーバーの軸等に巻き付けて整形します。大体の形を整えたら窓傾斜が立ち上がる部分のつなぎ目を裏側からセロテープで止めておきます。で組立てた本体前面部分に正面部(4)Aを接着します。左、右、床下の順番に接着していきます。床下部分は2つの糊代の間(部品の中心)にベース(2)の緑色のラインがくるようにします。

8.本体と正面部の側部と床下部の接着が終わったら、屋根前部のR部分の接着に移ります。部品(4)Aの糊代の上に、屋根前部の櫛状の部分を形を整えながら順番に被せるように接着していきます(細かい部分の接着には、隙間から爪楊枝の頭の部分を使って紙の裏側を押さえ込むようにすると良いでしょう。その時に尖った先で怪我をしないよう注意して下さい)。中心部の位置決めをしてから、右、左と順番に外側へ向かうように接着すると比較的うまくいきます。

9.床下器具(5)及び台車(6)を組立てて、ベース(2)の所定の位置に接着します。床下器具(5)は灰色と白色の境界線に沿って前後の向きに注意して取り付けます。台車(6)はベースの幅が狭くなっている部分の長手方向中心寄りの端に接するように接着します(モハ40の説明書の図も参照して下さい)。これも向きがありますので注意して下さい。排障器もどきの絵が描いてあるのが正面です。

10.いよいよヘッドライトの組立を行いますが、恐らく一番難しい部分だと思いますので、焦らず慎重に作業を進めて下さい。
まず、糊代の折り返し部分及び正面レンズ部分の折り曲げ位置に折り線を入れます。次に外形より大きな長方形の形に部品を切り抜き、ドライバーの軸等に巻き付けて曲げ癖を付けます。一旦、紙を伸ばしてから外形に沿って切り抜きますが、この時カッターを無理矢理引くようにすると細かい部分が千切れてしまうことがありますので、少しずつ押し切るようにすると良いようです。

  糊代部分をピンセットの先を使って折り曲げ、全体の形を整えながらレンズ部に胴体を巻き付けるように接着していきます。ヘッドライトが出来上がったら、本体正面の中心に接着します。


11.貫通幌はお好みに応じて取り付けて下さい。
部品(9)に折り線を付けてから切り出し、糊代部分をコの字型に折り曲げます。幌の形となるよう四角く折り曲げ端を接着します。幌枠(8)に接着し、続いて本体の連結面に印刷された幌枠の位置を参考にして接着します。

12.以上でクハ86-300の完成です。レールも作って一緒に飾ってみてください。

注:モハ80、サハ87の組立方は、上記と同様ですので省略します。流線型の正面が無い分、簡単だと思います。

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